今日の海洋学習は『その場が生き物たちの生活の場であることを意識して積極的にきれいにしようとする』というねらいのもと、江の浦の磯とその周辺でゴミ拾いを行いました。前回、この広い磯でお家の方とたくさんの生き物に触れ、親しみ、小さい生き物たちの命の尊さを感じた子どもたちは、「たくさん拾うぞー!!!」とやる気満々!磯に着いてすぐに「ペットボトルがあった!」「お菓子の袋だ!」と落ちているゴミに気づき、積極的にゴミを拾っていました。
ゴミ拾い終了後には、拾ったゴミの紹介をして分別を行い、みんなが拾ったゴミには、普段私たちが目にするものがたくさんあることを発見しました。たくさんの命が育まれている広い海や磯は、一見きれいなように見えます。しかし、注意深く見てみるとゴミが落ちていて、その多くは私たち人間が出したものです。そのゴミがたくさんの生き物の生活を脅かしていることに気づいた子どもたちは、『ゴミを捨てないこと』『自分が出したゴミではなくても落ちていたら拾うこと』を続けていくことが大切だと感じたようでした。これから、園やご家庭での生活の中で落ちているゴミに気づき、小さな命の存在を思い出して行動に移すことができる人になってほしいと願っています。