今日は、『実際に魚に触れる活動を通して、食べること(生命)への感謝の気持ちを持つ』という狙いのもと、牧島にある長崎水産センターで、生き物の観察・ヒラメの餌やり・ガザミ(カニ)の放流をさせていただきました。「水産センターでは、季節によって様々な生き物のお世話をしている。」ということを学び、生き物の観察では、現在育てている○○を近くで見せていただきました。その後、いよいよ子どもたちが楽しみしていた稚魚放流!!ライフジャケットを着用して、水産センターの桟橋に接岸した船から放流させていただきました。バケツを渡されると「これがカニ赤ちゃん!?」「かわいい!!」と大はしゃぎの子どもたち。放流する前には「他の魚に食べられないかな?」と心配そうにバケツの中を覗き込む優しい姿が見られました。また、小さな小さな命が自然界で生きて行くことの厳しさも感じていたようです。そんな子どもたちの姿に、年中組や年少組の時に行った海洋学習で、命の尊さや慈しみの気持ちを持つことが出来ていることを感じ嬉しく思いました。
心配する気持ちを胸に、放流では「大きくなってね~!!」と元気いっぱいの声で送り出していました☆
今回の活動を通して、私たちが魚を食べるまでにはたくさんの人が関わっていることを再確認しました。お店に並んでいる魚たちを見た際には、今回感じた大切な命をいただいているという感謝の気持ちを抱いてくれると嬉しいです。
長崎市水産センター様 ご指導、ご協力いただきありがとうございました。