-教育と保育-教育理念

めざす人づくり

幼稚園は集団生活を通じて、子どもたちの個性や人間性を豊かにはぐくむ教育の場です。
毎日変化に富んだ園での生活。
子どもたちは園での活動の中で、たくさんの発見をし、そこからいろんなことを感じたり、
友達と関わることで社会性を身に付けたりして自分の世界を広げていきます。

当園では画一的でなれあいの教育ではなく、ひとりひとりの子どもを大切にし、
豊かな心と自主性をはぐくむ教育を心がけています。

子どもたちにとって、精神的・身体的に著しい成長がみられる幼児期において、
子どもたちの未来が明るいものであるためには、
彼らにとって、何が今大切で、何が今必要なのかをしっかりと見つめ、
「あかるく、たくましい全人教育」を念頭において次の教育目標を設定します。

本園の教育方針

夜空にうかぶお星様を指さしてみてください。
指先だけに目をとらわれすぎるとお星様は見えません。
またお星様の輝く光ばかりに気をとられると、
今度は指が見えなくなってしまいます。

幼稚園教育とは、
五領域(健康・人間関係・環境・言葉・表現)という手段を使って
幼児の心身の発達、情操という星座を指さすことなのです。

ですから、五領域ばかりを重視しすぎると指導が技術にかたよってしまい、
全人教育という目標に達することはできません。
逆に大きな目標に気をとられすぎると、その手前の小さいけれど
大切な積み重ねを忘れてしまうことになります。

その相互のバランスを図りながら幸福な人生を送ることのできる底力をもつ人間に
子ども達を育てることが、当園に課せられた使命であるとともに、至上の喜びであります。