今年度最後の海洋学習は「身近な場所と川や海がつながっていることを認識し、積極的にきれいにしようとする。」というねらいのもと、現川~園周辺の清掃活動を行いました。
これまでの海洋学習を通して「川や海には小さな生き物がたくさんいて、それぞれに大切な命がある」「川と海は繋がっている」「水の中の魚たちは共に生きている」「人間は魚を食べるだけでなく育てたりもしている」ことを学んでいた子どもたち。
今回の活動で、小さな生き物たちが気持ちよく暮らすことが出来るために、自分たちは何ができるのかを一緒に考え、ゴミ拾いをすることを伝えました。
現川川では、川の中にあるゴミを見つけて男性職員に教える様子や、小さなゴミも見逃すことなく拾う姿、近くのお友だちと「こんなところにもゴミがあるね。」と話し合いながらゴミを拾う姿が見られました。最後に道端にも多くのゴミが捨てられていることを知った子どもたちは、改めて「ゴミはゴミ箱に捨てること」「道端や川にゴミを捨ててはいけないことの大切さ」を感じていたようです。
これからは、今まで学んだことを思い出し、自分は何ができるのかを考えて行動できる頼もしい姿が見られることを願っています。
今年度の海洋学習を通して、生き物たちに興味を持つだけでなく、自分たちが置かれている環境や自分たちと自然界が繋がっていることを学びました。また、たくさんの生き物との触れ合いを通して「命の大切さ」を感じ取っていると良いなと思っています。
年長組では、これまでの学びをさらに広げ、さらに『命』について深く楽しく学んでいきます。来年度もよろしくお願いいたします。