今回は、今年度最後の海洋学習ということで、「身近な場所と川や海がつながっていることを認識し、積極的にきれいにしようとする。」というねらいのもと、自分たちが生活をしている場と川や海が繋がっていることを思いだしながら現川～園周辺の清掃活動を行いました。様々なゴミを見つける中で、子どもたちの口から自然と「これをお魚さんが食べたらかわいそうだね。」と話し合う姿が見られ、『ゴミを捨てないこと。』『自分が出したゴミではなくても落ちていたら拾うこと。』が大切だと感じていることを伺えました。これからも、園やご家庭での生活の中で落ちているゴミに気づいた時には、小さな命の存在を思い出して行動に移すことが出来るお兄さん、お姉さんになって欲しいと願っています。

今年度の海洋学習を通して、その生き物たちの置かれている現実の環境を知ることによって子どもたちが命の尊さを少しでも感じとってくれれば嬉しく思います。

今年度は新型コロナウィルス感染拡大防止対策等々のために通常とは違う形での海洋学習の開催となりましたが、これまで海洋学習にご理解いただき、ご家庭で楽しく振り返りをしていただいたおかげで、今回の園での活動もより充実したものになりました。ご協力いただきありがとうございました。年長組では、さらに命について深く関わり、楽しく学んでいきます。来年度もよろしくお願いいたします。